●御祭神:猿田彦神
あやべ厄除神社の御祭神・猿田彦神は、天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)が高天原から日向の高千穂の峰に降りてきた際、道案内にたって種々の災いを祓い除き、尊を安全に日向の国に導いたという古事から、「厄除の神」として厚く尊崇されています。
また、猿田彦神は教育教導の神、芸能の神、スポーツ(特に球技)の神、道路の神、船霊神として、全国至るところに祀られています。
古事記によると、高天原とはたくさんの神々が住んでいたとされる天上の世界。日向の高千穂は宮崎県の高千穂であるといわれています。つまり、天孫瓊々杵尊が天照皇大神の命により日本の国を統べ治めるため、高天原から地上に降りる時に猿田彦神が尊に仕え、さまざまな災いを祓いながら、日向の国に案内したということです。