なにせクロックス世代ですから。三歩すすむたびに草履が脱げて脱げて。宮司さんにお手伝いしてもらっても、また三歩で脱げて脱げて。
階段で履きかえたスニーカーは、その名も「SYUNSOKU（俊足）」。
これを履くとめっちゃ速く走れる！というご本人の言葉どおり、その速さは「リュウセイ」並みでした。

紫色の袴に着替え、仕上げに口紅を塗って。
きれいなお姉さんに憧れて、妹も口紅をポンポン。弟も口紅をポン。

三人そろって、オトナへの階段をひとつ上がりました。

ママとパパと、じいじとばあばと。みんなの顔のパーツを集結させると、綾野剛、いえ、綾部の剛、いいえ、加藤剛、いいえいいえ、ボクになるのです。

「Ｇ（ジー）！」と呼ぶ声が何度も聞こえたので、巨人ファンが来たのかと思いきや、なんと答えは「爺（ジー）」でした。
大好きな「Ｇ」と、しあわせいっぱいのおまいりでした。

今世紀最強のオテンバ女子がご参詣。素足に草履で境内を縦横無尽に走りまわりました。
でもね、オテンバばかりじゃないのよ。赤いおべべに袖を通した特別な日だから、次の写真ではおしとやかに、女性らしく・・・

ほら、おしとやかに、女性らし・・・
おっと失礼。これは極秘写真でした。見なかったことにしてちょんまげ。

こっちが正解！

実は昨日が満6歳の誕生日。家族そろって夢いっぱいのアイスケーキでお祝いしました。

オレ、長男。特技は「寛容」と、アイーン。

オレ、次男。特技は「元気」と、エアギター。

ぼく、三男。特技は「豪快」と、ツンデレ。

ちゃんとリンスできるシャンプーで、「チャンリンシャン」というのが昔はありました。
オレたちの時代は三人あわせて「カン・ゲン・ＧＯ！」です。

「いやぁ、かわいいっすねぇ。」「いいっすねぇ。」
感慨にひたる父。

おばあちゃん座りでおせんべいに喰らいつく後姿を激写する母。

そりゃぁそうです。かわいいんですもの。
ふたりともしあわせになりんさい。そして、18歳くらいになったら小窓がおすすめする1曲を聴きんさい。
おすすめの1曲：イージュー☆ライダー／奥田民生

父はボクを「自由人」と言いますが、七五三まいりで若宮さんに来たボクの志は一つ。
それはアルパカさんを探すこと！

「おー、よく似合ってるじゃない。」と、宮司さんが太鼓判。

横分けの髪型に小窓さんが太鼓判。

癒しの姉おとうと物語。
神社で仲良し。おうちでも、もちろん仲良し。