平成28年11月13日(日)
今日もたくさんのおまいりで若宮神社の境内はにぎわいました。
はしゃぎまわる子、なんとか着物を脱ぎ捨てようとがんばる子、石のように固まる子。
子どもの横で、笑ったり、怒ったり、やきもきしたりするおとうさんおかあさん、おじいちゃんおばあちゃん。
思惑どおりにいかないのは、たぶんおとなも子どももお互いさまで、だからこそ色々な声が飛び交うことになるのですが、わたくし小窓は、小さなカメラのレンズを通して、そこにある家族の確かなつながりを、湯気が出るほど温かく感じています。
そして、小さな小さな力ではありますが、おまいりに来た子どもたちとその家族の応援団であり続けたいと思っています。
七五三まいり2016、その⑭です。
朝いちばんから境内を賑わせてくれた双子ちゃん。
ボクは「たけ」ちゃん。よろしくね。
ボクは「たか」ちゃん。よろしくね。
「たけ」と「たか」を束ねる、しっかり者の姉さんs。
されど7歳ですから。「ちとせあめって食べられるん?」と、まだまだとってもかわいいのです。
さて、おさらい。ボクは「たけ」?「たか」?どーっちだ?
神殿に上がると神妙な面持ちに。
「あのライオンさん(獅子)は怖くないライオンさん?」
椎名誠の「岳物語」は小窓の愛読書のひとつです。
ここ綾部にも、オンリーワンの「岳物語」あり。
伊吹山の紅葉は今ごろピークを迎えているのではないでしょうか。
で、オレのピークはいつかって?オレのピークは、一生です!
髪のセットはおかあさんがしてくれました。
鮮やかなピンクの口紅を塗ると、いつものべっぴんさんが どえらいべっぴんさんになりました。「どえらい」というのは、「すごい」ということです。
大阪弁で言うと「ごっつ べっぴんさん」です。
おまいりに来てすぐ、順番にきょうだいを紹介してくれました。
「おねえちゃんは○○小学校に行ってます。」「あそこで歩いている弟は1歳です。1歳だけど歩けます。」「ボクの通っている保育園は、えーと、えーと・・・」と考えたのち、幸いにもきちんと思い出すことができましたとさ。
なにせサービス精神旺盛ですから。
「せっかくの笑顔なのに、手元がぶれたー。」と小窓が嘆いていると、「じゃあ階段からやり直してあげる!」と言って自然体のポーズを再現してくれました。
自称3歳、本当は1歳の弟もおまつりに便乗。
1点和物主義で人々の注目を集めまくりました。
甘くかわいい3歳のおまいりから2年の年月を経て、ずいぶんたくましくなって再登場。
着物に合わせる小物えらびでは、刀よりも扇子を選び、センスがあるねと言われました。
おとうさんから受け継いだ大切な袴ですから。
なんとなく、家族全員ブルー系でまとめてみました。
和風ブローチをつけたおねえちゃんと、うれしたのしい七五三まいり。
お供のうさぎにも注目してね。
まーちゃんに貸してもらったうさぎのポーチ。髪飾りともおそろいなのよ。
少し前に下の歯が1本抜けましたが、順調におとなの歯が伸びてきています。
まあるいお腹に何が入っているのかと質問すると「氷が30個」ですって!
ちなみに好きな食べものはガリガリ君。これはなんと、若宮神社の禰宜さんと同じなのです。
実はいろいろな引き出しをもっておりまして。
その中のほんの一部、顔芸をひとつご披露いたします。